シルバーのお手入れ方法
100年前に作られた銀のアクセサリーであっても当時の輝き


▼シルバーの純度
 
シルバーはそれ自身では非常に柔らかすぎてアクセサリーなどの加工
 に向かないため、耐久性や強度を補う目的で銅などの他の金属を混ぜ合わせ
 ます。
 シルバーの純度は千分率で表れます。よく聞く「シルバー925(SV925) 」とは、
 シルバーが92.5%でその他の金属が7.5%であると言うことを表しています。


▼なぜ黒くなるの?
 
シルバーは手入れをしないままでいると黒く変色し、輝きを失っていきます。
 これは硫化と呼ばれる現象で、シルバーが空気中や水分中の硫黄成分
 (硫化水素、二酸化硫黄)と化学反応を起こし、表面にその化合物が
 付着するのが原因です。

 
鉄のように酸素と結合して腐食することはありません。
 従って、表面の付着物を取り除けば再び元の輝きが甦ります。

 例え、100年前に作られた銀のアクセサリーであっても正しく手入れをすれば、
 当時の輝きが甦ります。

 シルバーアクセサリーとつけたまま温泉に入ってしまうと、銀が真っ黒になって
 しまったことなどないですか?
 これは温泉の中に含まれている硫黄が銀に反応して硫化が起こってしますからで、
 汗や汚れ、化粧品に含まれる成分に反応することもあります。

 温泉や温泉の素を入れたお風呂に入る時や、お化粧をする場合には、
 変色を防ぐ意味でもはずしておいた方がいいでしょう。

 また、卵,玉ねぎ、輪ゴムにも変色の原因となりますので遠ざけてください。

 逆にこの変色する性質を利用してデザインに活かす「いぶし仕上げ」「古美仕上げ」
 というものもあります。
 ピカピカに磨かれたシルバーアクセサリーも綺麗ですが、いぶししあげのモノも
 銀ならではの深みと味わいがあって人気があります。


▼日ごろのお手入れ
 
日ごろのお手入れといっても何も難しいことはありません、汚れたら洗う!
 毎日身につけているような時には柔らかい布でこまめに拭きます。
 
 汗にホコリがついて黒く汚れる場合がありますので、たまには洗ってください。

 シルバー専用のクロスが一枚あると便利です。

 しばらく使わない時には密封可能なチャック付きビニール袋や
 シルバーアクセサリー専用保管袋に入れて空気をシャットアウトして
 保管することをオススメします。


▼シルバーのお手入れ
 
専用のシルバー磨き布や、クリーム、洗浄液などがありますが、
 家庭にある日用品でも十分綺麗になります。

 黒ずみを取る・・・専用のクリーナーを使う。但、いぶし加工などをしている物は
            注意が必要。

 汚れを落とす・・・水やぬるま湯、中性洗剤で洗う。汚れがひどい時には、
            専用クリーナーや超音波洗浄機を使う。

 キズを取る・・・小さい傷は研磨剤が入った専用クリーナーを使う。大きな傷は
          サンドペーパーでキズを取る。但、表面加工をしている物は
          注意が必要!

 変色を防ぐ・・・変色防止剤の入った専用クリーナーか専用の変色防止剤を使う。


▼最後に・・・・
 
お手入れも大事ですが、徐々に鈍い色への変化を楽しむことも
 買った当時の輝きを取り戻すことも自在に楽しめるのが、
 シルバーアクセサリーの良さであり、いっそう愛着がわく理由じゃないでしょうか?


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